サブスク、気づけば増えていませんか?
僕も以前は“なんとなく契約・なんとなく払い続ける”状態で、使ってないサービスに月5,000円以上払っていました。
今思えばめちゃくちゃ無駄だったなと猛省しています。
家計管理を本気で始めたことをきっかけに、見直したら月2,000円・年間24,000円の固定費削減に成功。
僕は年収600万円未満、片働き・子ども2人の会社員ですが、コツコツ資産1,200万円を築けました。
この記事では、サブスクの洗い出し〜仕分け〜管理まで、ムダを止めて家計が黒字化する3ステップを紹介します。
お金の流れと“心の余裕”、どちらも整えたい方にこそ読んでほしい内容です。
これを知らないとサブスク業者の“かも”になります
サブスクを見直す前に、まず知っておいてほしいのが「サブスクの仕組み=“気づかれにくい課金構造”だという事実」です。
💡 なぜ危険なのか?
サブスクの最大の落とし穴は、「お金を使っている実感がないこと」です。
たとえば、カジノでは現金ではなくチップを使いますよね?
これは「使っている感覚」を鈍らせるための仕組みです。
同じように、サブスクもクレジットカードや自動引き落としで決済されるため、現金を手渡している感覚がなく、気づかないうちにお金が減っていくんです。
「あれ…これ、いつ契約したっけ?」
「月に数百円だからまぁいっか…」
そんな油断が積み重なり、年間で8〜12万円が“ほぼ使ってないサービス”に消えていた…なんてことも。
そしてサブスク業者はこの心理を熟知しており、無料体験や割引プランを使って“解約しづらい状態”を巧みにつくってきます。
サブスク見直し4ステップ|僕が実際にやった方法
サブスク見直しの全体像をつかもう!
「どれを残して、どれを手放すか?」を決めるには、まず“全体像の把握”が最優先です。
サブスクは、契約していることすら忘れていたり、似たサービスがかぶっていたりしがち。
ここから紹介する4ステップで見直せば、無駄な支払いを止め、必要なものだけが残るスッキリした家計が手に入ります。
✔️ 見直し4ステップはこちら!
- Step1:契約状況を洗い出して一覧表にする
- Step2:必要なサービスだけに絞る(迷ったら解約)
- Step3:仕組み化して“また増える”を防ぐ
- Step4:スプレッドシートで見える化&管理
Step1:契約状況を洗い出して一覧表にする|“見直しの土台”はここから!
✅ まずやるべきこと → 契約中のサブスクを「ぜんぶ出して」「ぜんぶ一覧化」
これをやらずに「なんとなく解約しようかな〜」では、確実に見落とします。
💡 なぜ一覧化が必要なのか?
- 定額の引き落としは“忘れる”
- 「お金を払ってる実感」がほぼゼロ(チップ化)
- 放置サブスクが発見できる
実際、僕も「まだ契約してたの!?」って驚くようなサービスがいくつもありました。
📝 契約中のサブスクを洗い出す方法(4ステップ)
サブスク見直しの第一歩は、「今、何を契約しているのか?」を正確に把握すること。
実はこれ、思ってる以上に抜けや漏れが出やすいんです。
僕自身もこの作業で「えっ、まだ契約してたの!?」というサービスが3つも見つかりました(笑)
① クレジットカード/口座の明細をチェック
定期的な引き落としは、最も見落としにくい証拠です。
「〇〇月〇日:○○サブスクリプション」などの記載に注目!
僕はここで、数年前に契約したクラウドメモ帳アプリにまだ課金していたことに気づきました。
② 家計簿アプリで抽出(マネーフォワードMEなど)
定期的な支出にタグ付けされていることが多いので、「定期支出」フィルターで見つかることも。
うちはマネーフォワードで「定期」タグを使って、一瞬で7つのサブスクをあぶり出せました。
③ メールを検索して確認
検索キーワード:「ご請求」「登録完了」「定期購入」などで検索。
GmailやYahooメールなら、昔の登録も引っかかりやすいです。
昔使ってたU-NEXTの登録メールが見つかって、「あ、これ解約しそびれてたかも」と確認のきっかけに。
④ スマホの「定期購入一覧」を確認(iPhone/Android)
アプリ経由の課金は、特に忘れがち。定期購入欄にサブスクの痕跡が残ってるかも?
iPhone:設定 → Apple ID → 「サブスクリプション」
Android:Google Play → プロフィール →「定期購入」
僕はここで、謎の翻訳アプリに毎月500円払ってたのを発見…。その場で解約しました。
これら4つを一通りチェックすれば、見落としはほぼゼロにできます。
一覧化に進む前に、ぜひここで丁寧に“全部洗い出す”ことから始めてください💡
スプレッドシートに入れるべき項目
- 必須項目:サービス名、月額料金、課金日、利用目的、使用頻度
- おすすめ追加項目:年間支払額、次回更新日、解約判断、代替手段、解約日
僕が実際に使っている「サブスク管理シート」はこちら
サービス名 | 月額料金 | 課金日 | 利用目的 | 使用頻度 | 年間支払額 | 次回更新日 | 解約判断 | 代替手段 | 解約日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Netflix | 990円 | 15日 | 映画・ドラマ | 月1〜2回 | 11,880円 | 5/15 | 解約候補 | アマプラで代用 | |
Spotify | 980円 | 1日 | 音楽BGM | 週に数回 | 11,760円 | 6/1 | 継続 | YouTubeで代用 | |
Kindle Unlimited | 980円 | 20日 | 読書 | 半年以上未使用 | 11,760円 | 5/20 | 解約予定 | 図書館/書籍購入 |
👉 【無料DL】サブスク見直し用スプレッドシート(Googleスプレッドシート)
一覧化するメリット
- 支出の全体像が見える
- 無駄を発見できる
- 自然と「これって必要?」と考える習慣がつく
このステップをやっただけで、僕は月に約2,000円、年間24,000円の無駄な支出に気づけました。
まずはこの「洗い出し&見える化」、今日中にやってみてください💪
Step2:必要なサービスだけに絞る|“今の自分に必要か”で仕分けよう
サブスクは増やすほど、1つあたりの利用頻度と満足度が下がる。
アマプラを観ている間、Netflixは観られません。
Kindleで本を読んでいるとき、コミックシーモアは読めません。
時間も集中力も限られているから、どれか1つしか使えない瞬間がほとんどです。
それでも「なんとなく不安だから残しておこう」と増やしていくと、
使っていないサービスに、毎月お金を払い続ける状態に。
僕も以前は「いつか使うかも」で契約していたサブスクが、振り返ると月に1〜2回しか使ってなかった…なんてこともザラでした。
だからこそ重要なのは、“今の自分にとって必要か?”を冷静に判断すること。
ここから紹介する7つのチェックポイントを使って、ひとつひとつ見直してみましょう。
サブスクを仕分ける7つのチェックポイント
✅ 利用頻度
使っている回数が少なければ、それは“持ってる安心”かも。
例:僕はSpotifyを契約してたけど、平日はラジオ派。使うのは月1〜2回だけで、解約しました。
✅ コスパ・満足度
1回いくら払ってるか、ざっくりでも計算してみてください。
例:Netflix(1,490円)を月2回しか見てない=1回745円。映画館より高いって冷静になって気づいた。
✅ 重複サービス
「似たようなの2つ使ってない?」って見直しが効きます。
例:SpotifyとYouTube Premiumを契約してたけど、使ってたのはYouTubeだけ。即、一本化しました。
✅ 家族の利用状況
家族みんなが使ってる?実は“誰も使ってない”ってこと、よくあります。
例:子どものために契約したアプリ、確認したら半年ログインしてなかったので解約しました。
✅ 生活スタイルとの相性
昔は必要でも、今はそうでもないことってあります。
例:在宅勤務中に観てたHulu、出社再開してからは全然使わなくなった。
✅ 無料・代替手段の有無
似た機能、無料で使えるものもあります。
例:iCloudの課金をやめて、アマプラ契約者向けのAmazon Photosに乗り換え。写真保存はこれで十分!
✅ 迷ったら一旦解約
「どうしよう…」って思った時点で、それは不要のサインです。
例:U-NEXTを解約してみたけど、半年間まったく困らなかった。必要になれば、また契約すればOK。
見直した結果、残ったのはアマプラだけだった話|“1ジャンル1サービス”のススメ
以前の僕は、「あったほうが安心だから」と、いくつもサブスクを契約していました。
動画系:Netflix、U-NEXT、アマプラを同時契約 → 結局、観ていたのはアマプラだけ
音楽系:Spotify → BGM目的ならYouTubeで十分
読書系:Kindle Unlimited → 「いつか読む」と思ったまま半年以上放置
しかも、アマプラ契約者ならKindleの対象書籍が無料で読めるって知って、「あ、Unlimitedいらないかも」となって即解約。
そこから僕はルールを決めました。
👉 「1ジャンルにつき、1サービスまで」
そして、今契約しているのはアマプラだけです。
音楽も聴ける
対象の本も読める
配送特典もある
動画はYouTubeで事足りることが多い
どうしても観たい作品があれば、その月だけ別の動画サービスを1ヶ月だけ契約するようにしています。
よく考えたら、**「Netflixを観てるときに、アマプラは観れない」**ですよね。
時間も集中力も有限。契約数が増えるほど、1つあたりの利用頻度は下がり、コスパはどんどん悪化します。
だからこそ、「なんとなく契約」の積み重ねが家計を圧迫するんです。
持ってる安心は、けっこう高くつく
“持ってること”に安心しても、使ってなければそれはただの固定費。
使ってこそ、価値がある。「ちゃんと使ってる?」と答えられないサブスクがあるなら、それは見直しのサインです。
おすすめサブスクってどれがいいの?
「おすすめは?」ってよく聞かれますが、人によって正解は違います。
そこで、別記事でジャンル別・目的別おすすめサブスクをまとめています👇
Step3:見直しと管理の仕組み化|“また増える”を防ぐ最強ルーティン
せっかく見直しても、気づけばまた増えているのがサブスクあるあるですね。
ひとつひとつのサービスは安価だからついつい契約してしまいがちです。
だからこそ、仕組みと習慣でまた増えるを防ぎましょう。
サブスクが“また増える”を防ぐ!僕が続けてる仕組み化ルール5選
サブスクって、一度見直しても、また気づいたら増えてる…ってことありませんか?
僕はそれを防ぐために、「ゆるく続く仕組み」を5つだけ取り入れてます。
① 3ヶ月に1回の「見直しデー」を設定
→ 給料日の週末に、スプレッドシートを見て「これ最近使ったっけ?」と自問するだけ。
たった5分でも、ムダに気づけます。
② Googleカレンダーで更新通知
→ スプレシートに**「次回更新日」**を入れて、Googleカレンダーと連携。
“うっかり自動更新”を防げるので、忘れがちなサービスにも対応できます。
③ 家族とスプレッドシートを共有
→ 意外と多いのが、同じサービスを夫婦で別々に契約してるパターン。
スプレッドシートを家族で共有しておけば、ダブり契約を防げます!
④ 解約履歴シートで節約額を「見える化」
→ 解約したサービス名・金額・理由を記録しておくだけで、
「今年は〇〇円浮いた!」と達成感が湧いて、節約のやる気UP!
⑤ 月替わりローテーション戦略
→ エンタメ系サブスクは、月ごとに1つだけ契約する戦略がコスパ最強。
たとえば…
4月:Netflix
5月:ディズニープラス
6月:U-NEXT
これで**支出は1/3、満足度はそのまま。**使い倒せる感もあって満足度アップ!
ポイント:管理は“我慢”ではなく、“主導権”を持つこと
- 「なんで払ってるか分からない」不安をなくせる
- 「また増えてた…」を防げる安心感
- 「必要なものだけにお金を使える」納得感
まとめ|サブスクを見直すだけで、家計も人生もラクになる
サブスクは便利で快適だけど、気づかないうちにお金と時間を奪う“静かな固定費”でもあります。
僕も何も考えずに契約していた頃、毎月5,000円以上が使ってないサービスに消えてました。
でも、「洗い出し → 仕分け → 仕組み化」の3ステップで、月2,000円・年間24,000円の削減に成功!
今日からできる「5つのアクション」
- 契約中のサブスクをすべて洗い出す
- スプレッドシートで見える化(無料DLリンク付き)
- 使用頻度・満足度・重複などで仕分ける
- 迷ったら解約して、必要ならまた契約
- “見直しデー”をカレンダーに設定して仕組み化
お金に振り回されない暮らしは、ここから始まる
僕は、高卒・製造業の会社員で、家庭を持ちながら資産1,200万円を築いてきました。
極端な節約はしていません。やったのは、「ムダを見つけて手放す」ことだけ。
その最初の一歩が、このサブスク見直しでした。
\\ サブスク整理で、“黒字家計”と“安心の毎日”を手に入れよう //